Salesforce(セールスフォース)とは?
皆さん、こんばんは!ビジネス向けのクラウドツールの世界最大手、Salesforce(セールスフォース)をご存知でしょうか。主にクラウドベースのCRM(顧客関係管理システム)などのサービスを行っている会社です。
米フォーブス誌の革新的企業に7年連続上位に選出された企業です。
2020年第4四半期の決算発表で、予想を上回り売上高が、前年比20%増で58億2000万ドルとなった。
だだ、セールスフォースの製品を巡るトラブルのニュースが相次いでいる。ANAやイオン、楽天、PayPayなどでアクセス権限の設定ミスから情報の流出や不正アクセスが確認されている。
そんな、Salesforce(セールスフォース)は、どのような会社なのか、見ていきましょう!
基本情報
正式名称 :salesforce.com, inc.
創業日 :1999年
創業者 :マーク・ベニオフ
社長(CEO):マーク・ベニオフ ※2021年2月26日現在
本社 :カリフォルニア/アメリカ
事業内容 :ソフトウエア開発
応用情報
取引所:ニューヨーク証券取引所(NYSE)
コード:CRM
時価総額ランキング:—
スポット株価:$231.08
配当金:$0
配当利回り:—
主要株主:(創業者)マーク・ベニオフ
創業者のベニオフ氏は、ソフトウエア開発大手のオラクル社の元幹部。わずか、数年でS&P500というアメリカ株の主要指数を構成するまでに成長した。
創業の翌年、2000年に日本法人が設立された。
Salesforce(セールスフォース)の特徴
セールスフォースが革新的とされている1番の理由が「クラウドオンリーベース」であること。競合が少しづつクラウドへ移行しているなかで、Salesforceは先行している。
また、サブスクリプション制を採用しているので、顧客は、導入する多額の費用が必要なく、もし、合わなければすぐに解約できるというメリットもある。
クラウドでの運用となるため、会社の規模が大きくなっても柔軟に対応することができる。
セールスフォースの主な製品
- Sales Cloud(セールスクラウド)
- Service Cloud(サービスクラウド)
- Marketing Cloud(マーケティングクラウド)
- Commerce Cloud Store(コマースクラウドストア)
- Quip
セールスフォースの注目ニュース
2020年12月、ビジネスチャット大手のSlack(スラック)を2兆9000億円で買収したことを発表した。
最後に
直近の決算では、1兆8000億円の売り上げており、今年は2兆円を超えるとも予想されています。だが、セールスフォースの利益率は、2.7%と非常に低い。これは、手厚いサポートなどが理由だが、今後も上がらないと厳しくなってくる。
だが、サブスクリプションは継続的に収入を得られるというメリットもある。顧客に満足してもらえれば、持続して成長できる。
日本でも、6000社以上にサービスが導入されていて、民間企業をはじめ、官公庁にも採用されるほど、Salesforceのサービスは浸透している。
ビジネスチャットのSlack(スラック)を買収したことによる、シナジー(相乗効果)に期待していきたいですね。
セールスフォース製品のアクセス権限の設定ミスで、相次ぐトラブルが報告されていますが、これはあくまでも製品自体の問題ではなくカスタマー側の設定ミスによるもの。
しかし、あまりトラブルが続くと風評被害にも繋がりかねないのでセールスフォース側にも何らかの対策が必要だと思われます。
今後ともSalesforceに注目していきましょう。
この記事が何かの参考になったらうれしいです。最後までご覧いただきありがとうございました。
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