NECとは?
コロナ渦にもかかわらず、過去最高益を達成した日本企業がある。それが、老舗電機メーカーNEC。
5G(次世代通信)関連の通信網整備、パソコンの買い替えの特需などが追い風となり、最高益を後押しした。
NECといえば、パソコンや無線LANなどをイメージするだろう。LAVIE(ラヴィ)シリーズを展開している。
NECは、通信機器だけではなく、ITにも強みをもつ。国内では、富士通やNTTデータに次ぐ規模である。
コロナ渦でテレワークを積極的に導入する会社が増えていることも、チャンスとなっている。
そんな、NECはどのような会社なのか、見ていきましょう!
基本情報
正式名称 :日本電気株式会社/NEC Corporation
創業日 :1899年
創業者 :岩垂 邦彦(いわだれ くにひこ)
社長(CEO):新野 隆(にいの たかし)※2021年6月10日現在
本社 :東京都//日本
事業内容 :製造業
NECって正式名称ではないって知ってましたか?正しくは、日本電気(Nippon Electric Company)の略でNECと呼んでいる。
そして、外資系企業(ウエスタン・エレクトリック)との合弁企業でした。これは、日本で最初の合弁企業だった。
※合弁企業とは、複数の会社が出資(=お金をだす)してつくられる会社のこと。
応用情報
取引所:東京証券取引所
コード:6701
主要株主:—
最後に
1899年の創業から、およそ120年。NECは、日本を代表する企業の1つとなった。他のメーカーがそろって、減収になっている中で長い歴史を塗り替えた。
23年ぶりの過去最高益達成という偉業を成しとげた。
画像認識にも強みを持っていて、今話題のソーシャルディスタンス(社会的距離)を可視化(見える化)できる技術も開発している。
最近では、画像認識、AI技術を組み合わせて、総合商社・丸紅の本社に最新の顔認証システムを導入した。
このシステムでは、マスクを着用している状態でも、正確に判定することが可能だ。セキュリティと利便性を両立させた。
5Gのインフラ整備では、NTTと資本提携するなど関係を強化している。今後の5G環境の整備にも期待していきたい。
この記事が何かの参考になったらうれしいです。最後までご覧いただきありがとうございました。
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