Ford(フォード)とは?
自動車メーカーの最古参ともいうべき伝統ある自動車メーカーのフォード。100年に1度といわれる自動車業界の大変革期のいま注目度が上がってきている企業。
アメリカのGM(ゼネラル・モータース)、クライスラーと並んで通称「ビッグ・スリー」と呼ばれる。
新興企業Teslaが時価総額1兆ドルを突破した今、EVは世界的なトレンドだ。
アメリカ、中国では次々とEVメーカーが登場しており、群雄割拠の状態となっている。
フォードやGMなども積極的にEV化を推進していて、EVや充電ステーションを積極的に各地に展開している。
そんな、Fordはどのような会社なのか、見ていきましょう!
基本情報
正式名称 :Ford Motor Company
創業日 :1903年
創業者 :ヘンリー・フォード
会長 :ビル・フォード
社長(CEO):ジム・ファーリー ※2022年1月10日現在
本社 :アメリカ合衆国ミシガン州
事業内容 :自動車製造業
Fordの歴史
1908年、世界初の大量生産車「フォードT型」を発売。ベルトコンベア式組み立てライン、部品の簡素化によって大量生産を実現させた。
1925年、日本市場に進出。
1964年、大ヒットシリーズの初代フォード・マスタングを発売。
2016年、日本市場から撤退を発表。
2021年、マスタングやピックアップトラックの新型EVを発表。
2022年、EV戦略にかじを切ったことを背景に時価総額が初の1000億ドルを突破。EVの生産計画を増強することを発表した。
FordのEV戦略
大人気のマスタングEV、マスタング・ライトニングは2022年モデルで航続可能距離を505kmに拡大。ツインモーター仕様は、最大出力480hp。
主力のピックアップトラックF-150のEV、F-150ライトニングは予約だけで15万台を記録。生産能力を年間15万台に増強する。1回の充電で483kmの走行が可能だ。
フォードは、マスタングとF-150で2023年までに年間20万台の生産と予測、今後生産体制を全世界で60万台に拡充へ。
テスラにつづく、世界2位のEVメーカーになる目標をかかげる。
Ford関連のニュース
2022年2月、フォードがイスラエルの新興企業と共同でEVのワイヤレス充電計画を発表。全長1.6kmのテストコースをデトロイトに建設中。(出典:forbesjapan)
まとめ
各国の環境政策を背景に新エネルギー車、特にEVは世界的なトレンド。ハイブリッド技術で日本勢に遅れを取るFordがEVに大きく舵を切った形になる。
テスラが驚異の成長スピードで高い利益率を叩き出し、時価総額1兆ドルを超えた今、フォードが注目されるのも当然と言えるだろう。
テスラか、フォードか、トヨタか。100年に一度と言われる自動車業界の大変革期、勝ち残るのはどの木メーカーか注目していきましょう。
この記事が何かの参考になったら嬉しいです。最後までご覧いただきありがとうございました。
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