Intel(インテル)とは?
皆さん、こんばんは!「インテルはいっている?」この聞き覚えのあるCMでおなじみのインテルです。世界トップクラスの半導体メーカーです。
パソコン用のCPUで圧倒的なシェアを持っている会社です。世界シェアのおよそ65%を占めています。
ただし、スマートフォンなどへの対応が遅れた影響で絶対的な地位がくずれています。
半導体は、設計専門と生産専門に分けるという流れになっていて、Intelの自前主義が遅れを取った原因の1つとされている。
設計では、スマホ用で高いシェアをもつArm、生産では台湾のTSMCに完敗しています。次世代技術の開発が急がれている状況です。
CPU:中央演算処理装置のことで、「パソコンの頭脳」
そんな、インテルはどのような会社なのか、見ていきましょう!
基本情報
正式名称 :Intel Corporation
創業日 :1968年
創業者 :ロバート・ノイス/ゴードン・ムーア
会長 :アンディ・ブライアント
社長(CEO):ブライアン・クルザニッチ ※2021年6月8日現在
本社 :カリフォルニア/アメリカ
事業内容 : 半導体製造業
社名の由来は、Integrated Electronics(集積されたエレクトロニクス)という意味が込められている。
共同創業者の1人は「ムーアの法則」で知られるムーア氏。
ムーアの法則:集積率は18か月で2倍になるという法則のこと。
応用情報
取引所:ニューヨーク証券取引所(NYSE)
コード:INTC
最後に
パソコンのCPUにおいては、圧倒的なシェアを持っていますが、スマートフォン向けではQualcommなどの競合他社にシェアを奪われてしまっています。今後は、パソコンのCPUに代わる新たな収益源を得ることが必須となりました。
しかも、頼みの綱のパソコン用CPUもライバルのAMDに技術で劣ってきています。世界シェアも2016年の82%から65%へ下落しています。一方でライバルのAMDは、17%から34%へ大幅にシェアを奪っています。
さらに、Armの設計をつかって、AppleがM1チップを開発するなどライバルは増えている。
このまま、パソコン用のシェアを落とすわけにはいきません。ここからの巻き返しに注目していきましょう!
この記事が何かの参考になったらうれしいです。最後までご覧いただきありがとうございました。
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