ASMLとは?
皆さん、こんばんは!2021年、5GやAI、自動運転などさまざまな分野で不可欠になるのが「半導体」です。半導体は、分業化され設計する会社、製造する会社に分かれています。
半導体を製造するうえで、必ず使わなくてはいけないのが露光装置と呼ばれる機械です。
オランダに本拠地があるASMLは、露光装置のなかでも最も高価で性能が良い「EUV(極端紫外線)露光装置」を世界でASMLだけが製造している会社です。世界シェアは、もちろん100%。
EUV露光装置は、1台で250億円するといわれており生産台数にも限りがある機械です。
そんな、ASMLはどのような会社なのか、見ていきましょう!
基本情報
正式名称 :ASML Holding N.V.
創業日 :1984年
母体 :フィリップスとASMインターナショナル ※現在は独立
社長(CEO):ピーター・ヴェンニンク ※2021年5月21日現在
本社 :フェルトオーフェン/オランダ
事業内容 :半導体製造装置
応用情報
取引所:NASDAQ/ユーロネクスト
コード:ASML
時価総額ランキング:—
主要株主:—
EUV露光装置
半導体は、年々微細化が進んでいるためナノメートル単位で非常に細かい作業が必要となります。そのため、EUV(極端紫外線)を用いて、シリコンウエハという基盤に複雑な回路を描きこんでいる。
半導体の製造において、「露光工程」最も重要なためEUV露光装置は1台250億円程度と非常に高額な価格となる。
半導体製造大手のTSMCやサムスン、インテルなどが主要な顧客となる。2020年は、31台出荷していて、2021年は40台の出荷を見込む。
ASMLの今後の見通し
2021年の重要トレンドの1つ「半導体」は非常に需要が高い。AI自動運転、5G、IoTなど半導体が使われる場面は多岐にわたる。また、高性能化にはEUV露光装置が不可欠であるためASMLの存在感は大きい。
半導体製造各社がASMLの露光装置の購入争奪戦となるほど、ASMLの技術力は高い。
ASMLの時価総額は2750億ドルとヨーロッパ最大のハイテク企業になった。
今後も、ASMLと半導体関連企業に注目していきましょう!
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