日本郵政とは?
皆さん、こんばんは!今回は、日本郵便(郵便局)、ゆうちょ銀行、かんぽ生命を子会社にもつ日本郵政についてご紹介します。
もともとは、日本郵政公社という国営の特殊会社で民営化された今も「総務省」の管轄となっています。
他に、特殊会社はNHK(日本放送協会)、JT(日本たばこ産業)、NTT(日本電信電話)などがあります。
先日、大手IT企業の楽天と資本業務提携を結ぶことを発表しました。物流面での提携や楽天モバイルの販売で連携することが目的です。
この提携で日本郵政は、楽天の株式を8.32%取得し大株主になります。また、中国テンセントの子会社と米ウォルマートからも出資を受け3社合計で2400億円を調達します。
そんな、日本郵政はどのような会社なのか、見ていきましょう
基本情報
正式名称 :日本郵政株式会社/Japan Post Holdings Co.,Ltd.
創業日 :2006年
創業者 :日本国政府
社長(CEO):増田 寛也(ますだ ひろや)※2021年3月15日現在
本社 :東京都/日本
事業内容 :郵便事業,保険
応用情報
取引所:東京証券取引所(TSE)
コード:6178
時価総額ランキング:—
スポット株価:937円
配当金:25円
時価総額:4兆7300億円
配当利回り:267%
主要株主:日本国政府(総務省)
日本郵政のニュース
2017年、オーストラリアの子会社トールの減損損失を4003億円計上し民営化後初の赤字に転落。
2019年、子会社のかんぽ生命が不正に保険を変更したり、顧客に不利益を与えたという不正販売問題が発生。かんぽ生命が新規契約を停止する事態に。
最後に
楽天との業務提携の分野は、物流に加えて、モバイルとDX(デジタルトランスフォーメーション)。
楽天は、1億を超える会員数をもち日本郵政は全国に2万4000局の郵便局を持つ。この、オンラインとオフラインの融合が新たな価値を生む。
現在、キャリア3社と楽天モバイルによるキャリア戦争が白熱している。大手3社がそろって、通信料金を値下げしたことで楽天モバイルは苦戦していた。
しかし、日本郵政と楽天の提携によって、郵便局で楽天モバイルの契約や変更が可能になれば一気に形勢が動くかもしれません。ドコモ、au、ソフトバンクの牙城を壊すことができるか期待ですね。
この記事が何かの参考になったら嬉しいです。最後までご覧いただきありがとうございました。
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