Qualcomm(クアルコム)とは?
皆さん、こんばんは!皆さんは、日ごろからスマートフォンを使ってますね。スマートフォンは大きく分けて2種類ありますが、もし、Androidの端末をもっているなら、多くがQualcommのチップが搭載されています。
他に、チップを自社で開発しているのは、Apple(アップル)、Samsung(サムスン)、Huawei(ファーウェイ)です。それ以外のメーカーには、クアルコム製のSnapdragon(スナップドラゴン)が搭載されています。
しかし、世界的に半導体不足に陥るなかでQualcommのチップに関しても、需要に対して供給不足となっています。
そんな、Qualcommは、どのような会社なのか見ていきましょう!
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基本情報
正式名称 :Qualcomm, Inc.
創業日 :1985年
創業者 :アーウィン・M・ジェイコブズ/アンドリュー・ビタビ
社長(CEO):スティーブ・モンコレフ ※2021年5月27日現在
本社 :サンディエゴ
事業内容 :半導体設計業
応用情報
取引所:NASDAQ
コード:QCOM
時価総額ランキング:—
主要株主:—
Qualcommの特徴・製品
Qualcommは、自社では製造工場をもたない「ファブレス企業」です。設計した商品をSamsungやTSMCに製造させています。
主な製品
- Snapdragon(スマートフォン向けチップ)などプロセッサ
- Wifiモデム
- オーディオ向けチップ
- RFアンテナ
- 各種ソフトウエア
Qualcomm関連のニュース
2020年12月、次世代通信5Gに向けの最新、チップ「Snapdragon 888」を発表しました。前モデルから25%~35%パフォーマンスが向上し、AIパフォーマンスの大きく向上した。
2021年3月、5Gに向けの最新チップ「Snapdragon 780G」を発表しました。7シリーズの最上位モデルとなる。5nmプロセスが用いられ、AIエンジンは前世代の2倍の性能を持つ。
最後に
スマートフォンの普及とともに、成長したQualcomm。しかし、スマートフォンの普及が頭打ちとなり、さらにはチップの自社開発する企業が増えています。
米国では、独占禁止法に接触すると訴訟を起こされるなどの逆風やアメリカ政府の禁輸措置で中国メーカーへの売り上げが減少しています。
そこで、Qualcommは次世代の5Gスマートフォンのチップでシェア100%を目指すと公表しています。
Appleが独自のチップを搭載したMacを発表し、その性能の高さが話題となっています。
現在、Appleへ供給している、スマートフォンに内蔵されるセルラーモデムをAppleが独自で開発すると公表したことで、Qualcommには若干の逆風となっている。
※セルラーモデム:スマートフォンに使用されている小型ネットワーク通信機のこと。
アメリカの制裁によってHuaweiのスマートフォンが落ち込んでいる中、スマートフォンメーカー各社がQualcommのチップを求めています。
Huaweiが売却したHonor(オナー)は、SnapDragonを搭載すると発表した。これによって、次世代チップ778Gを搭載した世界初の端末になる見通し。
今後も需要の高止まりつづいている半導体の争奪合戦が続くとみられます。Qualcommの動きに注目していきたいと思います。
この記事が何かの参考になったらうれしいです。最後までご覧いただきありがとうございました。
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