バークシャー・ハサウェイとは?
皆さん、こんばんは!アメリカのオハマという町に、バークシャーハサウェイという巨大企業がある。そう、世界最大の投資会社であり保険業なども行っています。保険業を資金源とし、機関投資家として活躍。
バークシャーハサウェイの株価は、低迷していたころからおよそ2万倍になっている。
バークシャーは日本の商社に注目していて、5大商社株、三井物産、三菱商事、伊藤忠商事、住友商事、丸紅の5%の株式を取得している。
最近では、ブラジル最大のネット銀行のヌーバンクに550億円の投資を行った。ここ数年、バークシャーは大型の投資を行っていないため手元の現金は15兆円を超える。
豊富な手元資金のつかいみちにも、注目が集まっている。
2022年3月21日、米保険会社のアリゲニーを116億ドルで買収すると発表した。バークシャーの潤沢な手元資金を活用した形で大型買収は2016年以来だ。
バークシャーは、2022年の1月〜3月に約6兆円を投資したとされている。危機こそ最大のチャンスであるという考えはいまも変わっていません。
そんな、バークシャーハサウェイはどのような会社なのか、見ていきましょう!
基本情報
正式名称:Berkshire Hathaway Inc.
創業日 :1888年
創業者 :ホレイショ・ハサウェイ
社長 :ウォーレン・バフェット ※2022年6月11日現在
本社 :ネブラスカ/アメリカ
事業内容:投資業/保険業
もともとは、綿紡績業をやっていたが、株価が低迷してウォーレン・バフェット氏が経営に参加してから、投資業に転身した。
ウォーレン・バフェット氏は、投資の神様と呼ばれ、世界で最も有名な投資家。オハマの賢人という愛称で親しまれる。
応用情報
取引所:ニューヨーク証券取引所(NYSE)
コード:BEKB
時価総額ランキング:9位
主要株主:—
バークシャー・ハサウェイの特徴
バークシャーハサウェイが行ってきたのは、バリュー株投資といわれるもの。企業の資産などの価値に対して、株価が安いものを買い上げで多額の利益を出すという手法。
アメリカの代表的な株式指数のS&P500が50年間で150倍程度に対し、バークシャーは2万倍という成果を上げた。
CEOのバフェット氏は、エネルギーや保険といった伝統的で、理解しやすい産業に積極的な投資を行ってきた。
しかし、2016年にはハイテク株の代表格であるAppleに巨額の投資を行っている。その後、Apple株は大幅に上昇し、巨額の含み益を得ている。
バークシャー・ハサウェイの保有銘柄 10種
バークシャーの保有株は、金融や食料、ヘルスケアといった伝統的な産業が多い。
- Apple(アップル)/IT
- Bank of America(バンクオブアメリカ) /金融
- American Express(アメリカン・エキスプレス)/金融
- Coca Cola(コカ・コーラ)/食料
- Kraft Heinz(クラフト・ハインツ)/食料
- Verizon(ベライゾン)/通信
- Moodys(ムーディーズ)/格付け
- US Bankcorp /金融
- Davita /ヘルスケア
- GM /自動車
最後に
50年以上にわたり、年利20%超と驚異的な利益率を叩き出しているバークシャーハサウェイ。
しかし、CEOのバフェット氏は89歳、副会長のチャーリー氏は96歳と2人のトップが高齢であることは、忘れてはならない。バークシャーの一番の懸念は、2人の後継者問題にある。
GAFAMを中心としたIT関連企業が台頭している現代では、伝統的な産業を好むバークシャーも苦戦しているといわれています。
Appleへの投資は、大成功を収めているが、その前のIBMの投資は失敗に終わった。
手元資金が15兆円と増え続けるなか、バークシャーはどう動いてくるのか。注目していきたい。
この記事が何かの参考になったらうれしいです。最後までご覧いただきありがとうございました。
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