はじめに
皆さん、お元気ですか。本日、衝撃的なニュースが発表されました。「オーストラリアの大手航空会社のヴァージン・オーストラリア航空が経営破綻した。」というものです。
新型コロナウイルスのパンデミック(世界的大流行)により破綻した、オーストラリア大企業の第1号となってしまった。
そんな、ヴァージン・オーストラリア航空とは、どのような会社なのか見ていきましょう!
基本情報
正式名称 :Virgin Australia
創業日 :2001年
創業者 :リチャード・ブランソン/ニック・パウエル
会長 :クリス・コリガン
社長(CEO):ポール・スカラー※2020年4月21日現在
本社 :ブリスベン/オーストラリア
事業内容 :運輸業
ヴァージンは、もともとLCC(格安航空)のヴァージン・ブルーからはじまった。その後、ブランド刷新を行い、現在のフルサービスエアラインの形になった。
オーストラリア第1位のカンタス航空に次ぐ、第2位の航空会社へ成長した。
2020年4月20日に、任意管理手続きの適用申請を決定した。
最後に
新型コロナウイルスのパンデミック(世界的大流行)によって、倒産した大手航空会社の第1号になってしまったヴァージン・オーストラリア航空。
負債額は、50億豪ドル(3400億円)となっており、コロナショックの影響が響いた結果である。
しかし、他人事としてはいられない。大手航空会社でも破綻するほど、新型コロナウイルスの影響はとてつもないということだ。
日本のANAホールディングスも、3月期の最終決算で前年比で71.3%も利益が減少した。国民の移動自粛が求められる中で、赤字が拡大してしまった。
有名な航空コンサルト会社のCAPAが「このままでは、5月末までに世界のほとんどの航空会社が倒産する」と警鐘を鳴らしています。
航空会社は、巨大な飛行機を飛ばすために、パイロットやCA(客室乗務員)、グランドスタッフなど、多くの人員を必要とします。その他にも、駐機費用、メンテナンス費用などの多額のコストがかかるので、飛行機が運用できなくてもキャッシュがどんどん減っていきます。
倒産の連鎖を防ぐためには、各国が自国の航空会社に積極的な支援をするほかありません。
コロナウイルスが早く収束することを願っています。
この記事が何かの参考になったらうれしいです。最後までご覧いただきありがとうございました。
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