Moderna(モデルナ)ってどんな会社

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Moderna(モデルナ)とは?

皆さん、こんばんは!2020年もあと数日になりました。新型コロナで大きく変化した一年でしたが、今度は「変異種」が出てきました。変異種とは、ウイルスが変化がすることで、感染力が上がったりするものです。

モデルナは、アメリカに本社を置く製薬メーカーで新型コロナウイルスのワクチンを開発しています。

イギリスではじめて確認され、日本でもイギリスから渡航した人から変異種が確認されました。しかし、モデルナのワクチンは変異種に対しても効果があることを見込んでいる。

なぜ、モデルナファイザーのワクチンが注目されているか?それは、mRNA(メッセンジャーRNA)ワクチンという世界初の技術を用いたワクチンが実用化されるから。

4月30日、モデルナ製ワクチンの第一便が日本に到着しました。モデルナ製は主に大規模接種会場向けで利用されるとのことで、早ければ5月中に承認される見通しです。

新型コロナに対して免疫を維持するためには、定期的なワクチン接種が必要になる可能性もあり、モデルナは今年の生産量を8億回から10億回分来年30億回分を生産する体制を整える。

7月19日、モデルナ製ワクチンの接種可能年齢を12歳に引き下げることを決め、12歳から17歳の接種を認めることを自治体に通知する。

そんな、Moderna(モデルナ)はどのような会社なのか、見ていきましょう!

基本情報

正式名称 :Moderna inc.
創業日  :2010年
創業者  :デリック・ロッシ/ロバート・ランガー/ケネス・チェン
社長(CEO):ステファン・バンセル ※2021年7月20日現在
本社   :ケンブリッジ/アメリカ
事業内容 :製薬業

Modernaは、2010年に創業した比較的新しい会社です。

応用情報

取引所:NASDAQ
コード:MRNA
時価総額ランキング:—

主要株主:フィデリィ・マネジメント(投資会社)/バンガード(投資会社)

モデルナが注目される理由

2019年に発生し、2020・2021年で大流行している新型コロナウイルス。この危機的状況を打破する有効な手段は「ワクチン」と「治療薬」。

現在、新型コロナ治療薬は、世界中の製薬会社が開発しています。日本の製薬会社である富士フイルムのアビガンもその1つ。

並行してワクチンの開発も進んでいて、なかでもモデルナが開発したmRNAワクチンは世界40の国と地域で承認されています(4月30日時点)。

モデルナの開発したワクチンは、世界中から注目されていて、日本政府とも2500万人分(5000万回分)のワクチンを供給する契約を結んでいます。

日本でも、ファイザー製に続いてワクチンの承認が早ければ5月中にも決まる見通しで、ワクチン接種が進むことが期待されます。

ファイザー製に比べて、ワクチンの管理がしやすいというメリットもあります。

モデルナの最新ニュース一

2020年5月19日、新型コロナ治療薬「mRNA-1273」の初期治験(※薬の効果テストのこと)が良い結果が確認。18歳から55歳の男女45人が参加して、そのうち8人からウイルスに対抗する抗体「中和抗体」が確認。

アメリカ政府とワクチン1億回分を1600億円で供給することで合意。

2020年11月16日、3万人を対象に行った試験で有効率が94.5%だったことを発表。。ファイザーが発表した内容と同様の良好な結果となった。

2月19日、CDC(米疾病対策センター)はモデルナ製のワクチン、ファイザー・ビオンテック製の接種が始まって1ヶ月がたったが、安全性に問題はないと発表した。

5月25日、大規模臨床試験で10代に極めて有効であるという結果が報告された。

モデルナとファイザーのワクチンの違い

モデルナのワクチンとファイザーのワクチンの基本的な構造は「mRNA」という同じものとなっている。これは、ウイルスの遺伝子情報の一部を体に取り入れて、ヒトの細胞でウイルスの部品を作ることで、免疫反応を起こすというもの。

ただし、モデルナのワクチンの特徴は「扱いやすさ」である。ライバル、ファイザーのワクチンはマイナス70度という超低温で保管しなければならない。

それに対して、モデルナのワクチンは、一般医療用冷蔵庫の温度で管理できるという強みがある。2度から8度30日間保管することが可能。

最新のデータでは、2度から8度で最大3ヶ月保存が可能としている。

また、日本ではファイザーが先行して全国で接種が始まっている。モデルナ製ワクチンは東京・大阪をはじめとして大規模接種会場で使用される見込み。

最後に

新型コロナウイルスは世界中で感染が広がり、5300万人もの感染者を出しています。死者も130万人となっており、事態は深刻です。もっとも有効対策がワクチンです。

新型コロナの治療薬、ワクチンは世界中の製薬会社が開発を進めています。そんな中、今回のニュースは非常に明るいものになりました。少しでも、希望が持てる人が増えたのではないでしょうか。

同じくアメリカのファイザーはmRNAワクチン、ギリアド・サイエンシズ社はレムデシビルという治療薬を開発しています。どの会社の治療薬、ワクチンが早く承認され、普及していくのか。製薬会社の開発競争は激しさを増しています。

新型コロナウイルスに立ち向かうには、武器が必要です。治療薬やワクチンは、強力な武器となるでしょう。

この記事が何かの参考になったらうれしいです。最後までご覧いただきありがとうございました。

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