皆さん、こんばんは!今回は、半導体製造装置を製造するSCREENを見ていきたいと思います。
近年、半導体は多くの製品に使われていて、高性能・小型化がすすんでいる。そんな中で半導体製造装置は重要性が増している。
とりわけ、半導体製造装置は高い技術が求められるため、日本企業が世界で活躍している。
SCREENは、半導体の製造に不可欠なウェハー洗浄装置など世界シェアが高い製品を多くもつ会社。
半導体製造装置のほかに、iPhoneなどで使われるフォント「ヒラギノ」の開発も行っている。
そんな、SCREENはどのような会社なのか、見ていきましょう!
基本情報
正式名称 :株式会社SCREENホールディングス/SCREEN Holdings Co., Ltd.
創業日 :1943年
創業者 :石田敬三
会長 :垣内 永次
社長(CEO):廣江 敏朗 2021年5月12日現在
本社 :京都府/日本
事業内容 :製造業
ルーツは、1868年に石田才次郎が創業した石田旭山印刷所。その後、1943年に会社化された。
グループ会社
- SCREENセミコンダクターソリューションズ/半導体装置事業
- SCREENグラフィックソリューションズ/グラフィックアーツ機器事業
- SCREENファインテックソリューションズ/ディスプレイ装置・成膜装置事業
- SCREEN PE ソリューションズ/プリント基板機器事業
- SCREENアドバンストシステムソリューションズ/ICT事業
- SCREEN IP ソリューションズ/知財関連事業
応用情報
取引所:東京証券取引所(TSE)
コード:7735
主要株主:—
SCREENの事業
半導体製造装置がSCREENのメイン事業で売上高の約7割をしめる。
・半導体製造装置
半導体をつくるために必要なウェハー洗浄装置やコータデベロッパなどで世界トップシェアをもつ。
・液晶製造装置
ディスプレイの製造で必要なコータデベロッパで世界トップシェアをもつ。他に、成膜装置など
・プリント基板関連事業
プリント基板を製造するための描画装置、検査装置など
・グラフィックアーツ事業
デジタル印刷機、高機能フォント「ヒラギノ」の開発
・ICTソリューション事業
AI(自然言語処理)、データアナリティクスを活用したソリューションを提供
最後に
2023年には、創業80周年をむかえるSCREEN。世界的な半導体需要を追い風に、順調に成長をとげました。
海外の売上比率が高く、売上の約8割が海外向け。ただ、半導体をめぐっては中国とアメリカの対立が激化していて、影響がSCREENに及ぶことも懸念される。
日本の半導体事業は苦戦がつづいているが、半導体製造装置は日本企業が目立つ。
今後も、成長をとげることを期待してきたいですね。
この記事が何かの参考になったら嬉しいです。最後までご覧いただきありがとうございました。
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