SVF(ソフトバンク・ビジョンファンド)って何?

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Vision Fund(ビジョン・ファンド)とは?

皆さん、ソフトバンク・ビジョンファンドってご存じですか?日本のソフトバンクグループが創設したベンチャーキャピタルです。

第1号は、総額10兆円を超える額となり「10兆円ファンド」とよく言われます。第1号と比較すると規模は小さいですが第2号もスタートしています。

ソフトバンクが2020年4月から12月期の決算で約3兆円という利益を上げたのは、ビジョンファンドが大きく貢献している。

直近では、韓国のEC大手のクーパンという企業がIPO(株式公開)を行ったことでビジョンファンドは多額の含み益を得ることとなった。

※IPO=株式公開することで株式を自由に売買できるようにすること。※含み益=確定していない利益

新型コロナで大きく傾いたと思われたビジョンファンドは、業績が急激に回復している。

そんな、SVFってどんなものか見ていきましょう!

基本情報

正式名称 :Softbank Vision Fund L.P.
創業日  :2016年
創業者  :ソフトバンクグループ
社長(CEO):ラジーブ・ミスラ ※2021年3月23日現在
本社   :ロンドン/イギリス
事業内容 :投資業

主な出資者

  • PIF(パブリック・インベストメントファンド) ※サウジアラビアの政府系の投資会社
  • Softbank(ソフトバンク)
  • ムバダラ開発公社 ※アラブ首長国連邦の政府系の投資会社
  • Apple(アップル)
  • Qualcomm(クアルコム)
  • ラリー・エリソン  ※Oracle(オラクル)の創業者 

主な投資先

  • ウィーカンパニー(アメリカ)
  • 滴滴出行(中国)
  • バイトダンス(中国)
  • ウーバー(アメリカ)
  • グラブ(シンガポール)
  • クーパン(韓国)
  • OYO(インド)
  • Paytm(インド) など

現状

華々しく、スタートしたビジョンファンドでしたが、投資先の状況は波乱万丈です。例えば、シェアオフィスのWe workやインドのホテルチェーンOYOは評価額が大きく減少しています。

しかし、韓国のEC大手のクーパンなどの評価額が大幅に上昇しています。

最後に

ビジョンファンドは何度も「失敗だ」と騒がれます。投資先の評価額が上昇すれば、神様みたいに崇拝さらます。

報道とは、短期での出来事しかわかりませんし、なにより投資にリスクはつきものです。

成功することもあれば、大きく失敗することがあって当然のことです。

投資先の99社無価値になっても1社100倍の価値になればいいのではないでしょうか。そもそも、ベンチャー企業投資をすべて成功されるなど不可能です。

ビジョンファンドは、規模が大きいので失敗したときに、批判を浴びるのは仕方のないことかも知れません。

ソフトバンク創業者・孫正義氏果てなき野望はこれからも続くことでしょう。さて、次はどんな一手を使うのでしょうか。今後に期待していきたいですね。

この記事が何かの参考になったらうれしいです。最後までご覧いただきありがとうございました。

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