はじめに
皆さん、こんばんは!2019年に日本企業が行った最大の買収額をご存じですか?その額、なんと約7兆円。この買収を行ったのが武田薬品です。武田薬品はアイルランドの製薬会社シャイアーを買収しました。
有利子負債(利子付きの借金)がかなり膨らむということでかなり話題となりました。
現在、武田薬品はアリナミンなどの大衆薬品を扱う武田コンシューマヘルスケアなどの、非中核事業の売却を加速させています。
そんな、武田薬品はどのような会社なのか見ていきましょう!
基本情報
正式名称:武田薬品工業株式会社
創業日 :1925年
創業者 :武田長兵衛(たけだ ちょうべえ)
社長 :クリストフ・ウェバー ※2020年9月28日現在
本社 :東京都/日本(グローバル本社)・大阪(本社)
事業内容:製薬業
武田薬品が創業したのは、1925年(大正14年)です。もうすぐ創業100年近くなる老舗企業ですね。武田薬品の元となったのは、1781年に武田長兵衛が薬種商を創業したことから始まりました。それから数えると創業240年になりますね~。
ちなみに、武田 長兵衛という名前は武田家の当主が代々引き継いできた名前。
武田薬品を創業したのは、4代目の武田 長兵衛さん。
応用情報
取引所:東京証券取引所(TSE)
コード:4502
時価総額ランキング:13位
スポット株価:4003円
配当金:180円
配当利回り:4.5%
主要株主:—
武田薬品の特徴
武田薬品は、売上高が日本一の製薬会社です。代々、家族経営を行ってきましたが、外国人社長ウェバー氏が就任してから、M&Aを積極的に行ってきました。
シャイアー買収をきっかけに、グローバル企業への道を突き進んでいます。社長含め役員の多くが外国人のため社内公用語も英語となっています。
有名な製品
- ベンザブロック
- アネトン
- 武田漢方便秘薬
- ビオスリー
- ボラギノール
- マイティア
- ニコレット
- アリナミンV など
有名は市販薬の数々。皆さんも1度は使ったことがあると思います。CMでもおなじみの風邪薬のベンザブロック。「痔にはボラギノール」で有名な痔治療薬など、私たちが病気になったときに重宝していますね。
最後に
シャイアーの買収で一気にメガファーマの1社となった武田薬品。しかし、その結果として巨額の有利子負債を背負うことになりました。シャイアーの買収という攻めの一手が吉と出るか凶とでるか。
社員の削減、会社の整理なども行っていますが、果たしてどうなるのでしょうか。今後の動向に注目していきましょう。
この記事が何かの参考になったらうれしいです。最後までご覧いただきありがとうございました。
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