ユニコーンで10兆円をこえる評価を受けている決済会社がある。それが、アメリカ発のオンライン決済プラットフォームのStripe(ストライプ)だ。
複雑な、決済サービスを数行のコードを書くだけでサイトに構築できるようにした。
世界中の13,000のサイトで登録されて、最もアツい企業の1つだ。有名サービスのLyftやInstacartなどにも採用されている。
Stripeがすごいのところは、審査がなく最短1日で開始できるのところ。決済サービスは、審査があることが多いため、すぐに開始できるのはとても魅力的だ。
そんな、Stripe(ストライプ)はどのような会社なのか、見ていきましょう!
基本情報
正式名称 :Stripe, Inc.
創業日 :2011年
創業者 :パトリック・コリソン/ジョン・コリソン
社長(CEO):パトリック・コリソン ※2021年6月12日現在
本社 :サンフランシスコ/アメリカ
事業内容 :決済プラットフォーム
応用情報
取引所:未上場
コード:—
主要株主:—
Stripeのビジネスモデル
導入にかかる初期費用ゼロ。決済額の3.6%が収益源となる。その他の手数料がかからないためランニングコストを最小化できる。
Stripeの強みは、わずか数行のコードだけでクオリティの高い決済システムを導入できることである。
135カ国の通貨に対応して、グローバル展開が簡単にできる。高いセキュリティで信頼性も抜群だ。
返金などの対応もダッシュボードから簡単にできる。24時間体制のサポートも充実している。
ライバルのフィンテック企業と比較
PayPal
テスラ創業者のイーロン・マスクが共同で創業した会社。現在は、ebayというECサイトを運営している会社の傘下に入っている。
店と利用者の間にPayPalが入ることで、トラブルがあったときに迅速に返金などの対応を行うことが可能。
自分の情報が相手(≒店舗)に知られずに使うことが可能。初期費用や月額費用がかからないのは、Stripeと同様。
Stripeと異なる点は、PayPalは利用者がPayPalアカウントをもつ必要があること。
また、StripeはGooglePayやApplePayにも対応していることが挙げられる。
まとめ
Stripeの決済システムを導入することで、企業はオンラインサイト構築の手間を大きく減少させることができた。
近年、決済システムの不備をねらう犯罪が増えている。Stripeのサービスは、高いセキュリティを持っているため、自前で決済システムを構築するより遥かに安全に運用できる。
オンラインサイトの市場は、これからも伸びていく分野なので、Stripeのサービスは今後も需要な役割となる。
Stripeは、いつ上場するのか、どれほどの企業価値がつくのかにも期待していきたい。
この記事が何かの参考になったら嬉しいです。最後までご覧いただきありがとうございました。
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